北アルプスの常念岳への計画は2度目、前回は長野方面は曇りとの予報で断念しました。
今回は100%晴れの天気予報に合わせての山行です。日帰りの強行スケジュールの為、6時前の出発です。
一ノ沢の流れに沿った緩やか道を歩き始め、沢の音が聞こえなくなった頃からは急な登りになります。
常念の山容が見えてきたらもうすぐ常念小屋のある常念乗越です。
常念乗越を一歩踏むと、槍ケ岳、穂高の山々が目に飛び込んで来て、思わず歓声がでます。
そこから山頂まで約1時間、少しずつ高度を上げて行くと視界に入る山がどんどん増えて行きます。
山頂は360度の大パノラマ!!御岳、乗鞍、穂高、槍、剱岳と確認するように眺めました。振り向けば富士山も眺められ感激です。
その後、あまりの天気の良さに少々欲張り、前常念岳まで足を延ばします(三角点は常念岳ではなく前常念岳にあるのです)。
前常念岳から常念乗越に着いたのが15時15分。一ノ沢登山口に17時30分までに着かなければ辺りは暗くなることを想定し、急ぎ足での下山です。5.7kmの道を2時間15分で、ようやく一ノ沢登山口に着いた時は17時30分。
辺りは薄暗く、月が出ていました。ちょっと欲張り過ぎたことを反省した山行でありました。

常念岳山頂からの北アルプスの峰々(左から御岳、乗鞍岳、前穂高、奥穂高、北穂高、南岳、中岳、大喰岳、槍ケ岳、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳、<右手前大天井岳>立山・剱岳<右手前燕岳>白馬岳、妙高山)