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このサイトは、夫婦で登った山のGPS記録で綴る登山日記です。

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スマホで現在位置を知る

山登りで、自分が今いる位置を知ることは大変重要なことです。先日も新潟の親子が春山で遭難したニュースがありました。
私たちも既に、いつ体調不良が起きても不思議でない年齢になっています。道に迷わなくても、いつ救助を要請しなければならない事態に陥るかもしれません。その時、自分の位置を正確に伝える方法を知っておくことは大事なことです。

■ もし救助を要請するなら、山から直接「119番」

現在のほとんどの携帯端末は、緊急通報(110番、118番、119番)したときの位置情報を通知する機能を備えています。
スマホでもガラケーでも「110番」「119番」に電話すれば位置情報が自動的に通知され、指令台の電子地図上に表示することが可能になっているそうです。
自宅に電話して、救助を要請するのではなく、山から直接119番に電話しなければ位置情報が伝わらないことになります。ただし電話番号の最初に「184」を付加した非通知通話の場合は、発信者の位置情報は通知されません。
詳しいことは、総務省消防庁のホームページ を参照してください。

もし、救助が必要な事態になった場合は、

  • 電波が繋がりやすい所(尾根など見通しの良い場所)から電話する。
  • 携帯電話会社のサービスエリア外でも繋がる可能性はあるので試してみる。
  • 無理せず、電池切れになる前に「救助」をお願いする。
  • 図1

  • 電池切れ対策には、モバイルバッテリー or 太陽光で充電するソーラーチャージャーを持って行くと良い。
    図1:白はモバイルバッテリー(13400mAh 250g)
    黒はソーラーチャージャー(24000mAh 360g)
    白い方で一般的なスマホに3~5回分の充電ができます。
    黒い方は晴天ならば1日で満充電になるそうです。

携帯端末は通話していなくても、自分がどの基地局の圏内にいるかを基地局と通信しています。山の中など基地局の電波が微弱な場所では、通信のための基地局を頻繁に探すうえに、基地局が遠いと判断して強い電波を送信しますから、バッテリーを多く消費します。(必要なければ機内モードor電源OFF)
機内モードでもGPS機能は作動できます。電源のON/OFFは、起動時に大量の電気を消費するので、かえって電池の消耗を早める場合もあります。

■ 当てもなく歩き回らない

道に迷ってしまった場合、自分の位置が分からないまま、当てもなく動き回ると、ますます自分がどこにいるのか分からなくなってしまいパニックに陥ります。これが最も危険です。
大きな木や特徴ある岩など、覚えやすい目印を覚えて、いつでもそこに戻れるようにして道を探しましょう。また目印として布切れなどを木の枝に結び付けておけば、自分がさっき通った場所だと思い出します。また万が一捜索をお願いすることになった場合にも、捜索の目印になります。

■ 今いる場所を知る方法(スマホ)

図2

グーグルマップの場合

地図で自分の位置を確認するだけなら、Google Mapを開くだけでOKです。
  • スマホのアプリの「google」の「マップ」を起動します。(図2、右から2列目中央)
  • しばらくすると地図中央に自分のいる位置を「青い丸印」で表示します。
もし、家族などに自分の位置を知らせたい場合は、上の操作に続いて
  • 「三」メニューの「現在地の共有」を選択。
  • 「共有を開始」をタップ
  • 共有する時間を指定します。
  • 「ユーザーを選択」で共有する家族や友人を選択します。「メール」や「Line」なども選択可能。
  • 「共有」をタップ。
  • 詳しいことは、こちらのサイトに書いてありますから、参考にしてください。

以上で、指定時間の間、自分の位置を家族などと共有できます。

GPSLoggerの場合

無料のアプリ「GPSLogger」をインストールすれば、自分の位置の緯度・経度を詳細に取得できます。(図2、右列の上)

これは「スマホGPSの使い方」でご紹介したアプリで、歩いた軌跡を数秒間隔で記録し続けることができ、「GPX Viewer」と併せて使うことで、移動軌跡をその場で再生してみることも可能です。(表示例はここ

図3

  • 「GPSLogger」を起動します。
  • 人工衛星の捕捉状態や緯度・経度・標高などが表示されます。
  • 国土地理院の1/25000の地図を持っている場合は、表示された緯度・経度から自分の位置を知ることは可能ですが、多少の読図の経験が必要です。
  • 携帯電話の電波が届かないところでも利用可能。(人工衛星の電波を使うため)
「GPX Viewer」と併せて使うことで、移動軌跡をその場で表示して見ることが可能になりますから、来た道を逆コースに辿って起点に戻ることができるようになります。
  • 地図は「Google」の「ロードマップ」「地形図」「航空写真」のほか、全部で9種類の地図が無料で利用可能です。(有料版は更に14種類利用可能)
  • 山用に向いている地図は、10m等高線が描かれている「OpenTopoMap」です。(図3)
  • 地図メニューボタンで切り替えます。(図3の赤○)

ジオグラフィカの場合

自分の位置を知るだけなら、無料で使えます。(図2、左から2列目上)
全機能を使う場合は、GARMINの最高機種を上回るような機能があり、しかも画面が広く、使いやすいです。それが、たったの\960円で手に入ります。

  • 自分の位置を知るだけなら
  • 「ジオグラフィカ」を起動します。
  • 国土地理院の地図が表示されます。
  • 「GPS開始」マークをクリック
  • 緯度・経度・標高・現在の精度などが表示され
  • 地図の中央に現在地を示す「赤い矢印」が表示されます。
  • 地図は一度見た地図をキャッシュしているので、事前に自宅などで、使う予定の地図すべてを表示させておくこと。

更に詳しいことは、取扱説明書「スマホGPSと読図の基礎」を読んでください。

ヤマレコの場合

ヤマレコとは、登山専用のコミュニティサイトです。(図2、右列中央)
多数の山行記録が登録されているので、他人の足跡を参考にすることができるほか、自分の記録も公開することが可能です。
ヤマレコの地図は、国土地理院の地図が使えますが、無料の場合は1日2枚までという利用制限があります。しかし、地図の境界線を跨ぐようなルートでない限り、1日2枚の地図が使えればほとんどの場合は十分です。
また地図はジオグラフィカ同様あらかじめダウンロードしておく必要があります。ダウンロードしておけば、携帯電話の電波が届かない山中でもGPSで現在地を確認できます。

■ 今いる場所を知る方法(ガラケーの場合)

最近は、ガラケー(フィーチャーフォン)でもGPS機能を備えているものもあるらしいです。その場合は上記のスマホの場合と同じ方法が使えるのではないかと思いますが、詳しいことは各携帯電話会社で確かめてください。
一方、GPS機能を備えていないガラケーの場合は、自分で自分の位置を知ることはできないようです。しかし、電話機を紛失した場合や、子供に持たせておいて、親が子供のいる場所を確認すことができる機能があります。

auの「安心ナビ」の場合

対応機種には「安心ナビ」のアプリがプリセットされているそうです。

  • 登山者はアプリボタンを押して安心ナビを起動させます。
  • 「探す方」(家の人)の操作はパソコンなどWEBブラウザから安心ナビを起動して利用します。
  • 安心ナビのTOPページはこちらからご覧いただけます。

※古い携帯電話(3Gケータイ)で「安心ナビ」のEZアプリがダウンロードしてない場合、またはEZアプリを削除してしまった場合は、安心ナビを利用できないそうです。その場合は機種変更が必要になるそうです。

私は2006年から2007年にかけて、北海道宗谷岬から「e旅・歩き旅」と題して徒歩旅行をしました。このとき「安心ナビ(当時はお探しナビ)」で、家族が自宅から私の歩いている場所を検索できるようにしました。精度は±10mほどでした。

その他の携帯電話の場合

au以外の電話会社の場合も、同様のサービスはあるようです。詳しいことは各携帯電話会社のショップでお聞きください。

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