立山は、雄山(おやま3003m)・大汝山(おおなんじやま3015m)・富士ノ折立(ふじのおりたて2999m)の3つの峰の総称です。古くから山岳信仰の山として登られていて、富士山や白山と共に日本三霊山の一つです。室堂までは交通の便が良く気軽に登れる山です。
長野県側からは扇沢~関電トンネルトロリーバス(16分)~黒部ダムを徒歩で渡る(15分)~黒部ケーブルカー(5分)~立山ロープウェイ(7分)~立山トンネルトロリーバス(10分)と色々な乗り物に乗れるのが魅力です。(往復8,800円)
富山県側からは立山駅~立山ケーブルカー(7分)~立山高原バス(30分)と乗り継ぐのですが、バスの中から、美女平の立山杉の巨木や落差350mの称名滝(しょうみょうだき)、阿弥陀ヶ原の景色等を観る事ができます。(往復4,190円)
登山道は室堂~一の越のルートが一般的ですが、今回は別山乗越から別山経由で立山に登り、一の越に下ります。
1日目(15日) 室堂~剱山荘泊
2日目(16日) 剱岳往復~剱御前小屋泊
3日目(17日) 別山経由で立山を目指します。
早朝、風があり少し寒い中の出発です。別山へは剱岳を眺めながら、緩やかな稜線を登っていきます。
別山の南峰から北峰までは10分程です。剱岳の雄大さに感嘆します。

別山からのパノラマ(左から剱岳、朝日岳、旭岳、白馬岳、鑓ヶ岳、唐松岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳⇒)

別山からのパノラマ(⇒赤沢岳、蓮華岳、針ノ木岳、唐沢岳、燕岳、立山、笠ヶ岳、龍王岳、浄土山、薬師岳)
別山の北峰からは剱岳の眺めがとても良く、北アルプス・後立山連峰・立山三山・大日岳と360度のパノラマは絶景です。針ノ木岳の向うに富士山も姿も見えます。
別山南峰の別山神社の横から真砂乗越まで下り、真砂岳まで登り返します。

真砂岳から富士ノ折立までは急な登りですが、登りきってしまうと雄山まで景観の良い稜線です。振り返れば、別山からの稜線と剱岳が望めます。

富士ノ折立のパノラマ(左より剱岳、白馬岳、五龍岳、鹿島槍ヶ岳、赤沢岳、爺ヶ岳、蓮華岳、針ノ木岳)
富士ノ折立は展望が良く、眼下の黒部ダム湖に蓮華岳や針ノ木岳が迫ってきます。
立山最高峰の大汝山山頂で大パノラマを見た後、雄山に向かいます。
雄山は大勢の登山者で賑わっています。頂にある雄山神社は、参拝のための列ができています。
雄山神社峰本社の社殿で、宮司の御払いを受けました(参拝料が500円でお神酒も頂けました)。社殿では、無事に山に登れたことを感謝し、帰路の安全をお願いしました。
雄山の休憩所で昼食を取り下山です。一ノ越を下り室堂平に向かいますが、途中に雪渓があります。
一ノ越から室堂平までに見つけた花
立山室堂山荘付近から、今朝出発した別山乗越の剱御前小屋が左のコル(鞍部)に見えます。そしてそこから別山~真砂岳~立山と、今日歩いた稜線が一望できます。

室堂平のパノラマ(左より剱御前、別山、真砂岳、立山(富士ノ折立、大汝山、雄山)、浄土山)
室堂は、多くの登山者や観光客で混雑しています。室堂ターミナルについたのが12時過ぎだったので、レストランの前は長い行列が出来ています。帰りのバスやケーブルカーの混雑も予想されます。昼食は売店で富山名物の鱒ずしを買って、早々に帰る事にします。
天気に恵まれた山行でした。剱岳や別山そして立山と、どの山からもすばらしい展望で、高山植物も山に彩りを添えてくれました。険しい山でしたが、心に残る山行になりました。