奥多摩山塊のやや東寄りに位置する御岳山は、ケーブルカーで気軽に登れる山です。
「御岳山のレンゲショウマの群生のことを知っている?」と友人からラインがきました。
これまで何度か登っていますが、レンゲショウマ群生地があるとは知りませんでした。
ケーブルカー御岳山駅より徒歩5分の富士峰園地の北斜面に5万株のレンゲショウマが群生しているとのことです。
山頂の武蔵御嶽神社は、東方遠征のヤマトタケルノミコトを助けたニホンオオカミの「おいぬ様」が守り神となっています。
ケーブルカー駅ではペットの切符自販機があり、ちゃんと料金を払って乗車します。御嶽神社では犬のお祓いもして下さるそうです。
(画像はクリックで拡大します)
御岳平からレンゲショウマの群生地に向かう。
【レンゲショウマ(蓮華升麻)名前の由来】
花を下から見上げるとハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているのでレンゲショウマ(蓮華升麻)と付けられたという・・パンフレットより
御岳山の花々
御岳平からレンゲショウマを見ながら登っていくと、江戸時代からここにあるという「安産杉」や「夫婦杉」「子授檜」の大木と、安産・長寿の神として三女神が祀られてる「安産社」が建っています。
武蔵御嶽神社は、中世以降山岳信仰の一大拠点として発展し、武蔵や相模の国を中心に広く民衆の信仰を集めています。
帰りに、幕末期に建てられたという茅葺の「馬場家御師住宅」で抹茶を頂きました。
後日、友人もレンゲショウマに会いに登ったそうです。