東京都奥多摩町と檜原村の境にある御前山は大岳山、三頭山とともに「奥多摩三山」と呼ばれています。北面の82.4ヘクタールが「奥多摩都民の森・体験の森」として整備されていて、散策路が多くいろいろなコースをつないで楽しむ事ができます。要所には地図が取り付けられているので安心して歩けます。
圏央道青梅インター~411号の橋詰トンネルを抜け境橋手前を左折し、奥多摩都民の森・栃寄駐車場に到着。
駐車場から広い道を進みトチノキ広場へ、そこからは山道を活動の広場へと歩きます。
トチノキ広場より登山道を進み、わさび田の広場を過ぎると活動の広場に着きます。この時期の活動の広場は人影がありません。活動の広場からメグスリノキの広場経由で御前山を目指します。
メグスリノキの広場からは急な登りが続きます。落葉樹の広場を過ぎると御前山と惣岳山の分岐に出ます。そこからはすっかり葉の落ちた木の間の稜線歩きです。山頂手前のベンチの所だけ展望が良く、富士山も望めます。
御前山山頂は広く、カラマツなどの樹林に囲まれています。木々の合間からは雲取山や丹沢の山が望めます。
山頂で休憩を取った後、御前山避難小屋からカラマツの広場へのコースを下ります。途中の登山道から御岳山が望めます。
カラマツの広場から下るとカツラの大木があり、さらに下ると往きには出会わなかった「トチノキ」の大木があります。
トチノキ広場から広い道を下り、奥多摩の山々を眺めながら体験の森入口まで下ります。さらに車道で栃寄駐車場まで戻ります。
御前山はカタクリの花が有名で、4月中旬から下旬にはカタクリの群落がみられるそうです。その頃にまた登ってみたいと思います。