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このサイトは、夫婦で登った山のGPS記録で綴る登山日記です。

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2014.11.14(金)
御前山(1405.0m)

東京都奥多摩町と檜原村の境にある御前山は大岳山、三頭山とともに「奥多摩三山」と呼ばれています。北面の82.4ヘクタールが「奥多摩都民の森・体験の森」として整備されていて、散策路が多くいろいろなコースをつないで楽しむ事ができます。要所には地図が取り付けられているので安心して歩けます。

圏央道青梅インター~411号の橋詰トンネルを抜け境橋手前を左折し、奥多摩都民の森・栃寄駐車場に到着。
駐車場から広い道を進みトチノキ広場へ、そこからは山道を活動の広場へと歩きます。

栃寄駐車場
栃寄森の家
紅葉
トチノ木広場
イタヤカエデ(板屋楓)

<< イタヤカエデ(板屋楓) >>
名前の由来は、葉がよく茂って板で屋根を葺いたように雨が漏れない意味だそうです。
雨宿りによさそうですね。

トチノキ広場より登山道を進み、わさび田の広場を過ぎると活動の広場に着きます。この時期の活動の広場は人影がありません。活動の広場からメグスリノキの広場経由で御前山を目指します。

活動の広場
水辺の道でメグスリノキの広場へ
杉林
林業用の乗り物でしょうか?
メグスリノキ(目薬の木)

< メグスリノキ(目薬の木) >
名前の由来は、樹皮や葉を煎じて洗眼に用いたからだそうです。

メグスリノキの広場からは急な登りが続きます。落葉樹の広場を過ぎると御前山と惣岳山の分岐に出ます。そこからはすっかり葉の落ちた木の間の稜線歩きです。山頂手前のベンチの所だけ展望が良く、富士山も望めます。

御前山へ
水場
落葉樹の広場
霜柱
後方に惣岳山
御前山へ
山頂手前より富士山三ッ峠山(右)
山頂手前より三頭山雁ヶ原摺山
山頂はもうすぐ

御前山山頂は広く、カラマツなどの樹林に囲まれています。木々の合間からは雲取山や丹沢の山が望めます。

御前山山頂(1405m)
三角点
山頂より雲取山(左奥)
山頂より蛭ヶ岳(左)、大室山(右)
山頂風景
周辺案内図

山頂で休憩を取った後、御前山避難小屋からカラマツの広場へのコースを下ります。途中の登山道から御岳山が望めます。

御前山避難小屋へ下る
御前山避難小屋
登山道より大岳山
カラマツ林を下る
カラマツの広場(春はカタクリ花畑?)
カラマツの広場

カラマツの広場から下るとカツラの大木があり、さらに下ると往きには出会わなかった「トチノキ」の大木があります。

カツラ(桂)

<< カツラ(桂) >>
カツラの木は化石から花粉が発見されるなど、古い時代から生き残ってきた植物だそうです。黄葉した葉には甘い香りがあり、粉にして抹香に利用できるようです。

分岐を右へ下る
トチノキ広場
トチノキ(栃の木)

<< トチノキ(栃の木) >>
種子(トチノ実)は、縄文時代より食用とされていたようで、現在も栃餅として郷土料理で受け継がれています。

トチノキ広場から広い道を下り、奥多摩の山々を眺めながら体験の森入口まで下ります。さらに車道で栃寄駐車場まで戻ります。

紅葉
登山道より奥多摩の山々
車道を栃寄駐車場へ戻る

御前山はカタクリの花が有名で、4月中旬から下旬にはカタクリの群落がみられるそうです。その頃にまた登ってみたいと思います。

2014.11.14
  • メンバー
    夫婦

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