山梨県富士吉田市と笛吹市の堺に立つ黒岳は御坂山塊の最高峰です。
全国にある黒岳と区別して、御坂黒岳とも呼ばれています。黒岳という山名は、どっしりとした山容が黒く見えることから付いたようです。
東名高速勝沼インター~国道20~国道137号線、新御坂トンネル手前の三ツ峠入口を右折すると、すぐに駐車場と登山口があります。
登山道脇にはミツバツツジが多く咲いています。葉を落とした木々の間から御坂山や富士山を眺めながらジグザグに登って行くと、旧御坂峠です。
峠の御坂茶屋跡を過ぎてもしばらく登りが続きますが、釈迦ヶ岳への分岐を過ぎると間もなく黒岳山頂です。
黒岳山頂は展望がよくありませんが、「富士山・河口湖が一望できる場所あり」の矢印の方向に200m進むと、今までは木々の間からしか見ることができなかった富士山が現れ、美しい姿に感激です。
展望台からの景色です。河口湖の「鵜の島」も見えます。

黒岳展望台のパノラマ(左より天城山、富士山、毛無山、節刀ヶ岳(毛無山右手前)、南アルプス(聖岳、赤石岳)
展望台から河口湖畔へつながる尾根を下ります。15分位の所にも展望の良い場所があり、雪の残る南アルプスの山々が浮かんで見えます。

展望の良い登山道のパノラマ(左より聖岳、赤石岳、悪沢岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳)
南アルプスの山座同定をしばらく楽しみ、再び下山を開始。ロープのついた急峻な所もありますが、木の間から見える景色を楽しみながらゆっくりと降りていきます。
三ツ峠入口への分岐は「←御坂トンネル」と書かれた小さな木札が、木に付けられているだけです。分岐から板取沢まで下ると、そこからは沢沿いの道になります。さらに西の沢と板取沢の合流地点を渡り、新御坂トンネル入口の上を通過したら、朝出発した登山口に到着です。
登山道で見つけた花達です。
黒岳からの富士山の展望は最高でした。いにしえの人達も峠越えの時、美しい富士山を眺めたことでしょう。