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このサイトは、夫婦で登った山のGPS記録で綴る登山日記です。

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2013.07.13(土)
雲取山(2017m)

東京都の最高峰の雲取山は、埼玉県と山梨県にも隣接しています。
登山道も多くありますが、一般的なのが奥多摩方面から登る鴨沢コース、後山林道の終点から登る三条の湯コース(2001年11月に林道終点から登りましたが、現在の後山林道は途中までしか車が入れません。しかし徒歩での通過は可能だそうです)、そして今回登った三峰神社からの三峰コースがあります。

午前1時自宅出発、相模湖ICから中央高速道・圏央道を経由し狭山日高ICで下車、国道299号・140号から秩父湖二瀬ダムの橋を渡り、秩父多摩国立公園三峰線で三峯神社駐車場に5時30分到着。
三峯神社駐車場近くの登山口から5時53分の出発です。

三峯神社駐車場
案内板
登山口から出発
登り始めです
古民家
奥宮入口
三峯神社奥宮の鳥居

<< 三峯神社 >>
三峯神社は日本武尊の東征の際、伊弉諾尊・伊弉册尊を祭ったのが始まりだそうです。
その三峯とは白石、雲取、妙法の三山の事だそうです。

ブナ林の登山道を進む

杉林の中に立つ奥之宮の鳥居をくぐり抜け、妙法ケ岳にある三峯奥宮の鳥居を左に見て、さらに進むとブナやミズナラ等の緑の葉の美しい地蔵峠です。

妙法ヶ岳分岐
桧林を進む
地蔵峠のお地蔵さん
地蔵峠
秩父宮記念碑
岩を回り込むと霧藻ヶ峰山頂です

地蔵峠を過ぎると霧藻ヶ峰を命名した秩父宮のレリーフがあります。霧藻ヶ峰は通称、燕岩と呼ばれていましたが、霧の中のサルオガセ(針葉樹に付着して生息する糸状の植物=霧藻ともいう)を見て名付けられたそうです。霧藻ヶ峰休憩所の前の少し開けた所から、両神山を望む事ができます。

霧藻ヶ峰山頂(1523m)
霧藻ヶ峰の方位盤
霧藻ヶ峰より両神山(右奥)
下り坂を進む
お清平
木道の階段を進む

霧藻ヶ峰からお清平までは下りですが、そこからはまた登りが続きます。
前白岩の肩あたりからツガやシラビソの林の中を歩くようになり、木の間に富士山も望む事ができます。

両神山(左奥)
前白岩の肩
ツガやシラビソの林
前白岩山山頂(1776m)
木々の間に富士山
木々の間に飛龍山

白岩山近くで小鹿を連れた鹿の家族に出会いました

木々の間に和名倉山
白岩山手前より飛龍山
鹿が近くまで
白岩小屋
白岩山山頂(1821m)
芋ノ木ドッケ

芋の木ドッケとは、「芋の木」はコシアブラ(山菜)の事で、それが多い突起(ピーク)という意味だそうです。
雲取山荘の近くになると、雨が降ってきました。

石灰岩の大岩
木々の間に雲取山
登山道
大ダワ
緩やかな女坂
雲取山荘に到着

雲取山で見つけた花々

ギンリョウソウ(銀竜草)
ヤマオダマキ(山苧環)
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

雲取山荘でしばらく休憩を取り、雨が小降りになったので山頂を目指します。雲取山荘からは30分程で山頂です。

山頂を目指します
木の根の多い登山道
山頂までもうすぐ
東京都の雲取山山頂
一等三角点
雲取山の山頂風景
案内板
埼玉県の雲取山山頂(2017.1m)
方位盤

雲取山の山頂には、東京都と埼玉県の二つの標識がありました。視界が良ければ、雲取山の山頂からは北アルプスや南アルプスも望むことが出来るそうです。

雲取山山頂より飛龍山(中央)
雲取山山頂より大菩薩嶺(左)
雲取山山頂より富士山(中央奥)
田部重治のレリーフ

<< 田部重治 >>
雲取山荘の上に田部重治の碑があります。
登山家で、足袋と草鞋で北アルプスに登山、そして秩父を紹介した人だそうです。

駐車場より雲取山(左)

次は北海道の利尻岳に登る予定です。今回は山小屋の無い利尻岳に備えての山行きです。
厳しいとは思いましたが日帰りの雲取山を計画しました。
ところが、山頂近くで小雨が降り出し、下山時間も心配になってきたので、雲取山荘(200人も収容出来る大きな山小屋)に宿泊しようと思いましたが、小屋の人がまだ下山するには大丈夫な時間だというので、午後1時32分山荘前から下山する事にしました。ヘッドランプやツエルトは持っていますが暗くなる前に着きたいので必死に下ります。
霧藻ケ峰の近くで人の声が聞こえてきました。霧藻ケ峰休憩所の戸締りをしているご主人でした。だんだんと登る人とのすれ違いもなくなり心細くなった頃でしたので、ご主人との会話で元気をもらい午後6時10分頃、無事下山する事が出来ました。

2013.07.13
  • メンバー
    夫婦

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