宮崎県と鹿児島県の県境に位置する霧島山は最高峰の韓国岳や、2017年に噴火し今なお噴煙をあげている新燃岳、高千穂峰など20あまりの火山で形成された複合火山です。新燃岳の噴火以前はそれらの山を結ぶ縦走路もあったようですが、現在は入山規制が多くあり残念です。
羽田~鹿児島空港~レンタカーでえびの高原駐車場。
えびのスカイラインは「硫黄山火山活動のため」駐車場の前で通行止めになっています。
霧島火山群で最も新しい硫黄岳も、警戒レベルが上がり火口周辺の入山が規制されています。
三合目を過ぎると、眼下にえびの高原が臨めるようになります。
周りの景色を楽しみながら高度を上げていきます。
左に大きな爆裂火口跡、右に大浪池を見ながら山頂へ。キリシマツツジが多く、花の頃はピンクの回廊になるのでしょう。
大浪池からの登山道と合流すると山頂はすぐです。
韓国岳のパノラマ画像(左から獅子戸岳、新燃岳、烏帽子岳、大浪池)
山頂で会ったご夫婦が、噴火する前の新燃岳によく登っていたとのこと「山頂部にエメラルドグリーンの美しい火口湖があったのに、その水が干上がり噴火が起きた」と残念そうに話してくれました。
同じルートを下山します。