六日町を通過したとき、「ひさし」のある商店街、「頭上からの雪に注意」の看板のあるお店に、雪の多いところなのだと雪が無くても判ります。
その上越の国境にある巻機山は「御機屋という稜線の一角で美しい織姫が機を織っていたという」ところからついた名前らしいですが、その連なりにあるのが「牛ヶ岳」と聞くと、なんだか七夕の「織姫」と「牛飼いの彦星」を連想してしまいます。
なだらかな山容で山頂はここかな? と思わせるような「御機屋」、なぜだか小さなケルンだけの表示のない最高地点(1967m)、身近に越後の山を見ることの出来る「牛ヶ岳」、面白い名の「割引岳」の四つのピークの総称が巻機山だといいます。
最高地点でカメラのシャッターをおしてあげた男性が「1967年生まれなんです」と1967mの表示を探していました。
北海道宗谷岬から日本縦断を目指して「e旅 歩き旅」を実行中の兄が、きょうは上越の海岸付近を歩いているはずだから、「牛ヶ岳」山頂から携帯電話で呼んでみた。辛うじてつながったので、お互いに励ましあった。
「巻機山頂」の標柱で巻機山山頂と勘違いする御機屋山頂。でも右方向に巻機山の最高点があります。
帰りは国道291号線から関越自動車道に入ります。六日町ICに入る手前で、回転ずし(ととや)の店を発見。通り過ぎてから「ここは新潟県だよね。お米も魚も美味しいよね」ということに気がつき、Uターンしました。その判断は間違っていませんでした。佐渡直送のねた、2人でお腹いっぱい食べて3000円也。何度でも行きたいお店です。