今回はとても嬉しい山行になりました。
浅間山は昭和48年以来、火山活動のため火口から2キロ(場所によっては4キロ)の範囲内が入山禁止になっており、私達も外輪山の黒斑山から浅間山を見るだけでも良いと出かけたのです。
ところがその黒斑山で「つい最近入山禁止区域が緩和され浅間山山頂近くの前掛山までは行ける様になった」ことを知りました。もちろん迷わずに先に進みました。山頂までは行けませんが、間近に見える火口は感激です。
浅間山は箱根と同じ三重式火山で黒斑火山、仏岩火山、前掛火山の三山からなっていて、第一外輪山が黒斑山、牙山、剣ケ峰。第二外輪山が前掛山、東前掛山。その成り立ちは、数年前に3000メートル近くあった黒斑山が爆発し、そのあと陥没して出来たのが火口の湯ノ平。さらにその中に第二外輪山の前掛山が噴出、その火口丘として現在の火口ができたそうです。
今も活動中で、少しずつ標高が高くなっているというから驚きです。カラマツ(唐松)の紅葉がよく似合う浅間山でした。
草すべりの登りはきつかったです。この草すべり(急勾配)を知っている人は草すべりは下り、賽の河原からjバンドへを登りにしているようでした。今度来るときはそうしようと思いました。