東北自動車道の西那須塩原ICから国道400号、121号、352号線をつなぎ、駒ケ岳登山口へ。沼田街道にある「会津駒ケ岳登山口」の立派な立て看板は、未明の暗がりの中でも簡単に見つける事ができました。
林道をさらに進むと滝沢登山口です。車中で少し仮眠をとりAM6時の出発です。
気温は低いがその分登るにつれ紅葉も色を増し、目を楽しませてくれます。特に会津駒ヶ岳山頂から中門岳への尾根道の草紅葉は点在する地塘とマッチしてすばらしい光景でした。

霧の中の中ノ門池
山頂が見える事を願って駒ノ大池付近でガスが消えるのを待つが残念ながら叶いませんでした。

霧が晴れ、前方に大戸沢岳が出現!
山から戻り、白馬岳や前穂高岳、御嶽山等での遭難事故のニュースを聞き、山の怖さを改めて感じました。
今回、山スキーの経験も豊富な兄(Go1)から適切なアドバイスを受けました。『山の天候は変わりやすい。「春山」に比べて「秋山」の遭難事故が多いのは、「春山」は山に雪がたっぷり残っているので、登山者はそれなりの装備で出かける。しかし、「秋山」は雪がないので、夏山の延長線上で考えて、装備も甘くなりがちだ。秋山は前線が通過すると雪が降ることもあることを想定しなければならない。しかも春に比べ日暮れも早い。』と。
せっかくの山行の楽しさが、一瞬にして消える事の無い様に心掛けたいと思います。