磐梯山には、山頂への登山道が6本もあります。特に、磐梯山ゴールドラインの八方台からの登山者が多いらしいですが、あえて今回は展望が最も良いとの事で、猪苗代スキー場にある猪苗代登山口からのコースを選びました。
磐梯山を南から北へぐるっと巻いた様な登山道からは、南側の穏やかな姿と、北側の噴火の跡が荒々しい姿の両方の磐梯山が見られました。
シーズン前のスキー場はとても静かで、駐車場もガラガラです。登山口では雲に隠れていた山頂も、1合目の「天の庭」辺りに着く頃になると山頂が顔を出し、落葉の終えた木々の中、ずーっと山頂を眺めながら登ります。
花も紅葉もない景色ですが、磐梯山の姿それだけで大満足です。山頂では磐梯山の大噴火により出来たという猪苗代湖や裏磐梯の眺めも良く、暫く展望を楽しみました。最後に下山後の町中から見上げた磐梯山は、「会津富士」の名の通りの優美な姿でした。
標識は1合目~5合目までありました。 磐梯山は富士山の約半分の高さなのだからだそうです。
草木が既に冬支度を整えている登山道を登った。
しかし、11月のこの時期に、ミヤマキンバイの一株を山頂で見つけた。温暖化の影響で、秋がずれているのだろうか?