日本一高い山の富士山。富士山の見えない所に生まれ育った私達には、憧れの山でした。
一度登った人は「富士は眺める山だ」といいます。
確かにすぐ先に見える頂上は、登れども登れども一向に近くならず、草木もない同じような景色ばかりの歩きにくい砂礫の道。
しかし、やはり登ったほうがいい山だと思います。日本一の高さに立てるのも嬉しいし、御殿場方面への下りは、砂走りができて面白かったです。そして何より私達に百名山への第一歩を歩ませた山だからです。
自宅を午前2時に出発、東名高速、富士スカイライン経由で富士宮口5合目(標高2400m)に朝4時に到着。約1時間仮眠し、午前5時富士山山頂を目指して出発。
その日は、富士山レーダーで撮影をしていました。後日、テレビニュースで、それは富士山レーダーの閉鎖の取材だったと判りました。