塔ノ岳とうのだけ (1491m)

神奈川県北西部に広がる丹沢は、面積約4万ヘクタールもある山塊です。その中心部は丹沢大山国定公園に、周辺部は県立丹沢大山自然公園に指定されています。
その中でも東丹沢の主峰塔ノ岳は、古くから大山とともに信仰の山として登られており、名の由来もそこから来ているようです。「かつて塔ノ岳北側の少し下った所に座像の仏に似た立岩(お塔)があり、尊仏岩と呼ばれ信仰の対象にしていた。お塔のある山なので塔ノ岳と呼ばれるようになった。」その岩は残念ながら関東大震災で消失してしまい、今は名前が残っているだけです。

自宅を6時30分に出発。国道246号・県道706号で秦野へ、秦野戸川公園のランドマーク「風の吊橋」を潜ると舗装のされていない戸川林道です。ゆっくりと林道を走り、戸沢山荘に8時10分頃到着。政次郎尾根から塔ノ岳を目指します。

(画像はクリックで拡大します)
戸沢山荘駐車場 戸沢山荘 夏季駐在所で登山届けを提出
戸沢分岐を政次郎尾根へ 急な登山道が続く ヤマルリソウ(山瑠璃草)

政次郎尾根の歩き始めは上りの連続ですが、ヤマルリソウやミツバツツジなどの花に励まされながら登ります。

スミレ(菫) エイザンスミレ(叡山菫) 整備された登山道
ミツバツツジ(三葉躑躅) 登山道より塔ノ岳(左奥) 登山道より三ノ塔

政次郎尾根の開けた場所からは、箱根山・金時山などが望めます。

登山道より箱根山、金時山 登山道より金時山、愛鷹山 山桜が満開
アセビ(馬酔木) 緩やかな登山道 政次郎ノ頭

政次郎ノ頭で丹沢表尾根に合流します。そこからは表尾根の快適な稜線歩きです。

稜線の登山道 稜線より箱根山、愛鷹山、富士山 マメザクラ(豆桜)
塔ノ岳への稜線 三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳の稜線 眼下に秦野市と小田原市(中央奥)

新大日から木ノ又小大日までアップダウンがありますが、木ノ又小屋を過ぎると富士山の展望がよい場所にでます。

新大日山頂(1340m) 木道を下る 木ノ又大日へ
木ノ又小屋 稜線より富士山、塔ノ岳(右) 尊仏山荘はもうすぐです

塔ノ岳山頂に到着、東丹沢の主峰と呼ばれるだけの展望が目の前に広がります。美しい富士山、丹沢・伊豆・箱根の山々の向こうに南アルプスも望めます。

(パノラマ画像をパンしてご覧になるには Adobe Flash Player が必要です)
塔ノ岳のパノラマ(左より天城山箱根山金時山愛鷹山富士山、南アルプス、御正体山檜洞丸大室山蛭ヶ岳
尊仏山荘 塔ノ岳山頂(1491m) 方位盤
山頂より富士山 山頂より表尾根の向うに大山 塔ノ岳山頂風景
<< 日時計 >>
日時計は影を利用して視太陽時(太陽の動きをもとにして定めた時刻、正午に太陽が南中)を計測する装置で、人間が作った最古の時計。
昭和40年、国定公園に指定された記念に設置されました。
山頂より鍋割山稜 日時計

山頂を後に大倉・鍋割方面に下山、金冷シで左に折れ鍋割山稜への道と分かれます。花立山荘では氷の旗が風に揺れていました。丹沢はもう夏です。

山頂を後に下山 金冷シを大倉方面へ 振り向けば塔ノ岳
振り向けば蛭ヶ岳(左奥) 花立山荘 大倉尾根を下る

大倉尾根を平成15年に歩いた時、荒れた尾根の木道の両側に植林された小さな苗木に、元気に育てと願ったものです。あれから11年経ち、大倉尾根には緑が増えていました。
「丹沢の緑を育む集い」の活動のおかげですね。

「丹沢の緑を育む集い」の植林地 分岐手前の登山道 天神尾根分岐を戸沢出合へ

大倉尾根の下りの連続が一段落し、なだらかな尾根歩きにホットしたのも束の間、また下りですが直ぐに天神尾根分岐です。標識はしっかりと付いています。しかし、注意しないと大倉尾根の流れに流されてしまうかも?
分岐から杉や檜の中を天神尾根入口まで一気に下り、水無川沿いに戸沢まで戻ります。

急な荒れた登山道を下る 木々の間に木ノ又大日(中央) ブナ林
天神尾根入口 水無川の清流 桜が満開

今まで塔ノ岳には、ヤビツ峠からの表尾根コース・秦野戸川公園から大倉尾根コース・鍋割山からの鍋割山稜コースなどを登りました。その度に新しい発見がありました。これからもまだまだ知らない塔ノ岳を見つけたいと思います。

データ
2014.04.28
夫婦
戸沢山荘駐車場
2.4km

8:22

10:41

政次郎ノ頭
0.7km

 

11:16

新大日
0.4km

 

11:29

木ノ又小屋
1.0km

 

11:57

塔ノ岳
0.9km

12:44

12:58

金冷シ
0.6km

 

13:14

花立山荘
0.8km

 

13:37

天神尾根分岐
1.8km

 

14:46

戸沢山荘駐車場
歩行距離
8.6km
行動時間
6時間24分

 

その他の記録
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