白山 はくさん (2702.2m)

金曜日の夜から月曜日の朝まで市ノ瀬から別当出合間(6km)がマイカー規制でバス輸送になり、日帰り登山は時間的に厳しくなりそうなので、登頂日を一日早めて金曜日にしました。
5時半前、別当出合駐車場に到着。上の駐車場は既に満車、下の駐車場もほぼ満車状態。
身支度を整えて5時37分出発。
晴れ男と晴れ女のご利益のお陰で、家を出るとき暗かった空には青空が広がってきました。

(画像はクリックで拡大します)

架け換えられた新しいつり橋
平成16年5月17日の土石流で別当谷に架かる吊橋が流され、今までの2倍ほどの長さと高さの橋に架け替えられました。(右)
土石流の堆積物でしょうか? 別当出合の広場はシートで覆った物に占拠されて、広さが以前の半分ほどになっていました。(上)
新しい吊橋を渡ると砂防新道、左の山道に取り付くと観光新道です。
距離的には観光新道の方が若干長めです。


ガイドブックなどでは下山に利用するようになっていることが多い観光新道ですが、今回は日帰りですから午前中に静かで花の多い観光新道を通ることにしました。
別当出合出発は6時05分

エンレイソウの実(左)

サンカヨウの実(下)
殆んど人が歩いてないので朝露に濡れます(6:57)

花が多く眺めのいい観光新道を登りに使う人が少ないのは、連続するこの急登です(右 7:05)

ササユリ

急登につぐ急登でやっと稜線に出ました。
ここで六万山から伸びている白山越前禅定道と交わります(7:22)

殿ヶ池ヒュッテまで2km
室堂まで4km
市ノ瀬まで6.1km

まだまだ続く きつ~い登り(7:24)

ニッコウキスゲ

クルマユリ

仙人窟(せんにんいわや)

あと3km
仙人窟と言う大きな岩のトンネルをくぐります。

この岩が室堂までのちょうど中間点です。別当出合から2時間でした(7:54)
終始左手には白山釈迦岳2053.2m、右には別山2399.4mを眺めながらの快適な稜線歩きです。

シモツケソウと白山釈迦岳(2053.2m)

キヌガサソウ

足元には
ニッコウキスゲ、シモツケソウ、ハクサンチドリ、イブキトラノオ、ミヤマキンポウゲ
などが咲きほこっています

殿ヶ池避難小屋(8:49)

甚ノ助避難小屋(中央)
手前は別当谷、奥は甚ノ助谷

チブリ尾根避難小屋(中央)
殿ヶ池避難小屋は登る人、下る人でけっこう賑わっていました。
我々もトイレと大休止。
時間は9時03分、別当出合からちょうど3時間でした。

カライトソウと赤とんぼ

イブキトラノオとアサギマダラ蝶

馬のたて髪付近のニッコウキスゲ(9:57)

ミヤマダイモンジソウ

ハクサンシャジン

ヨツバシオガマ

テガタチドリ

ハクサンフウロ

シナノキンバイ

黒ボコ岩(10:42)

ここで観光新道と砂防新道が合流します
この先は弥陀ヶ原、五葉坂、室堂と続き、高山らしい雰囲気に一変します

弥陀ヶ原 やっと山頂が見えました 左は水屋尻雪渓

五葉坂 後方は弥陀ヶ原

室堂センター(11:11)
白山は富士山立山と共に日本三霊山の一つです。

赤い屋根は室堂の白山神社祈祷殿
室堂ビジターセンターの前でちょっと早めの昼食(11:27)

この後、このベンチに二人分の荷物を残して、山頂へ。
山頂(御前峰)到着(12:40)

順番待ちして記念写真を1枚
山頂は当然、一等三角点
御前峰山頂の白山比咩(しらやまひめ)神社奥宮 東経=136°46′17″20
北緯= 36°08′18″22
標高=2702.17m
山頂からの大汝峰(2684m)と油ヶ池(左)紺屋ヶ池(右)
その奥は水は見えませんが一番大きな翠ヶ池(12:50)
御前峰からの室堂平(中央)と弥陀ヶ原(奥の平らな所)
後方左の雲の中は別山

紺屋ヶ池(12:59)

油ヶ池と御前ヶ峰
池の上の岩峰は御宝庫
(13:16)

翠ヶ池

血ノ池

五色池(中央の雪面)

千蛇ヶ池(13:37)

百姓池

千蛇ヶ池はいつも万年雪に閉ざされているのですが、去年初めて水のある池を見ました。やっぱり地球温暖化の影響がここにも現れているのでしょうか? 

左から右へ
 イワギキョウ
 イワツメクサ
 ハクサンコザクラ
左から右へ
 コイワカガミ
 アオノツガザクラ
 ミヤマクロユリ
 ハクサンシャクナゲ


ハイマツ帯に伸びるお池めぐりコース
(13:43)

お池めぐりコースを一周して室堂の
赤い屋根が見えてきました(14:05)

水屋尻雪渓の雪解け水をペットボトルに1本いただいて帰ります(14:12)

弥陀ヶ原 エコーラインを下ります。
後方は御前峰と水屋尻雪渓(14:52)

イワイチョウ
弥陀ヶ原の木道脇に群生していました

中央は南竜ヶ馬場・南竜山荘
手前の谷は万才谷(15:00)

ゴゼンタチバナ

砂防新道 甚ノ助ヒュッテ(16:08)

別当谷のつり橋は霧で先が見えず、雲の中を歩いているようです。(17:43)

ハクサンコザクラ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンフウロなど白山由来の花の名前は30種余りあるらしいです。
「ゴゼンタチバナ」の「ゴゼン」は御前峰の「御前」だそうですから、これも白山由来の名前というわけです。

快晴だった白山ですが、下山の途中、中飯場あたりから濃い霧に包まれ小雨もぱらつきましたが、幸い傘を差すほどではありませんでした。
久しぶりの白山は天気も花も残雪も最高でしたが、疲れと日焼けと足のふくらはぎの痛みが2~3日尾を引きました。

データ
2005.07.22
男(2)女(1)
別当出合駐車場
0.4km

5:37

5:50

別当出合
1.8km

6:05

7:22

稜線
0.7km

 

7:54

仙人窟(いわや)
1.2km

 

8:56

殿ヶ池ヒュッテ
1.5km

9:13

10:38

黒ボコ岩
0.9km

10:42

11:12

室堂
1.3km

11:46

12:38

白山山頂
1.0km

12:50

13:20

翠ヶ池
0.5km

 

13:34

千蛇ヶ池
1.5km

 

14:27

室堂
0.5km

14:31

14:43

エコーライン分岐
1.4km

 

15:33

南竜水平道
1.3km

13:38

16:08

甚ノ助ヒュッテ
3.8km

 

17:58

別当出合駐車場
歩行距離
約17.8km
行動時間
約12時間21分
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