大菩薩嶺は、中里介山著の「大菩薩峠」(1913~1941まで新聞で掲載され未完に終わった長編時代小説)で名が広く知られた山で、大菩薩連嶺の最高峰です。
標高1590mの上白川峠までは車で上れるので、楽して登れる100名山のひとつでしょう。
「富士見の山」だと書いてある本がありましたが、美しい姿の富士山を眺める事ができます。
中央道の勝沼インター~国道20号・県道216号で上白川峠の駐車場(無料)に到着。
9時36分:ロッヂ長兵衛の横から歩きだします。芽吹きの始まった木々の中を進むと30分程で福ちゃん荘に到着です。
10時12分:福ちゃん荘前は唐松尾根との分岐で、私たちは右の大菩薩峠へと進みます。
菩薩峠までへの緩やかな道を、時々顔を見せてくれる富士山を探しながら歩きます。
11時24分:大菩薩峠は、西側には、富士山や聖岳、赤石岳、悪沢岳、間ノ岳、北岳、甲斐駒ヶ岳の南アルプスの山々、振り返ると東側に秩父の山々が望めます。
大菩薩峠から親不知ノ頭までは、気持ちのいい稜線歩きです。
12時05分:親不知ノ頭は展望がよく、富士山や南アルプスの山々の雄大な風景や唐松尾根の稜線の向こうに金峰山が望めます。
稜線歩きの後、雷岩や上日川峠分岐を過ぎ、10分程で大菩薩嶺山頂です。山頂は、樹林帯のために展望がききません。
12時23分:雷岩に戻り、上日川ダムと富士山を眺めた後、上日川峠分岐から唐松尾根を急な下りで、福ちゃん荘前から上白川峠へ一気に下ります。