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このサイトは、夫婦で登った山のGPS記録で綴る登山日記です。

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2011.05.04(水)
大峰山(八経ヶ岳)(1915m)

近畿の山、2座目は大峰山です。
行者還トンネル西口から登る予定で前日、下見に行きました。吉野町を過ぎ、ミタライ渓谷を過ぎたころから国道309号線に入ります。川迫川沿いの国道309号線は細い道で、何度もこの道で良いのかと思いながら進み、ようやく行者還トンネルに着きました。前日の下見のおかげで、迷わずに登山口まで到着です。

登山口には「世界遺産大峰山」の表示があります。大峰山脈は修験者達の75ケ所の霊場(大峰七十五靡)があり、その参詣道(大峰奥駈道)が2004年に世界遺産登録され、今日のコースでは「奥駈道出合」から「八経岳」までが大峰奥駈道になっています。

行者還トンネル西口駐車場
駐車場右にある登山入口
静寂な森林
急な山道が続く
奥駈道出合

奥駈道出合を過ぎ、熊のツメ跡がある木を見つけました。

熊のツメ跡

奥駈道沿いに大きな熊のツメ跡。熊も修行をしているのかな?

白樺の山道が続く
山道にはまだ残雪が・・・
弁天ノ森付近
弁天ノ森を過ぎた付近から大峰山脈(中央左 八経ヶ岳、中央右 弥山)
聖宝理源大師の像

山道の途中にある聖宝ノ宿跡付近は、聖宝理源大師の像があります。

聖宝ノ宿跡付近
弥山手前で大台ヶ原山を望む
木道の左右には残雪が・・・
ようやく弥山小屋が見える
弥山から大台ヶ原山
弥山小屋
弥山小屋付近は多くの登山者が・・・

弥山には弥山神社があります。

弥山小屋付近
狼平栃尾辻の碑
弥山小屋から弥山神社へ
弥山山頂から八経ヶ岳を望む
弥山山頂(1895m)にある弥山神社

弥山で休憩後に、大峰山(八経ヶ岳)を目指します。

弥山を後に八経ヶ岳へ
八経ヶ岳山頂から仏生ヶ岳と後方に釈迦ヶ岳
八経ヶ岳山頂から弥山と後方に大台ヶ原山を望む
八経ヶ岳山頂から明星ヶ岳を望む

7月中旬頃、弥山や八経ヶ岳付近では「オオヤマレンゲ」の可憐な花が見られるようです。

八経ヶ岳山頂付近
八経ヶ岳山頂(1915m)
近畿の山の最高峰 三角点
国見八方?へ

国見八方?は、弥山から八経ヶ岳に進む左側にある平らな場所です。そこからは、多くの山々を望むことができます。

国見八方?付近
コケ(苔)
ヒカゲノカヅラ
ツルシキミ(?)
コブシ(辛夷)
アケボノツツジ
イワボタン(岩牡丹)
セントウソウ(仙洞草)
ユリワサビ(百合山葵)
クマシデ(熊四手)
スミレ(菫)
弥山を下る
聖宝ノ宿跡付近
石休場宿跡付近
下山の途中、苔の生い茂った森
透明度のある小坪谷の沢
小さな吊り橋を渡る

前日の夜から雨が降り続き、今日の山行は無理かと半ばあきらめていました。
しかし、昨夜の大雨が嘘のような良い天気になりました。春の芽吹きを感じながらの山行でした。
楽しかった山と別れ、帰路きにつきます。また高速道路の渋滞に巻き込まれ、帰りは途中の休憩を含めて12時間。運転をしてくれたパートナーに感謝です。

国道309号の標識

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国道309号は、下市町から行者還トンネルの駐車場まで利用しますが、この国道は、車がやっと通れる位の道幅が至る所にあり、対向車への対応に苦慮しました。
また、特に印象的だったのは、ガードレールに貼られた国道309号の標識です。


2011.05.04
  • メンバー
    夫婦

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