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このサイトは、夫婦で登った山のGPS記録で綴る登山日記です。

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2006.02.11(土)
大山(1252m)

丹沢大山国定公園にある大山の形の良いその姿は、近隣の市や町からすぐに見つけることが出来ます。
別名「雨降山」とも呼ばれ、その昔は「雨乞いの神」として尊ばれていたという。
大山の歴史は古く、天平勝宝7年(755年)に奈良の東大寺を開いた名僧良弁(ろうべん)により開山され、第三世の弘法大師が数々の霊所を開かれたと伝えられています。また、江戸時代には庶民の「大山詣り」で賑わったそうです。
今でも途中の街道にはその名残りを見る事が出来ます。

参道入り口の市営駐車場(600円)から土産物屋、名物の豆腐料理の店、先導師(信者を山に案内する神官)旅館等の間の階段を登りはじめる。
ケーブルの追分駅を過ぎた頃に、急な男坂と緩やかな女坂に別れており、途中に大山不動尊(大山寺)のある左の女坂に進む。「女坂の七不思議」を見つけながら登ると、大山ケーブル駅の終点の下社駅にある2000年ほど前に創建されたと言われる「阿夫利神社下社」の境内に到着です(山頂には奥の院があります)。
拝殿の左にある「半分だけ開いている登拝門」をくぐり、山頂を目指します。


平塚市河内付近から(富士山と右端に大山)

大山のマップ

らくらく女坂

階段には残雪が・・・

<< 女坂の七不思議 >>

  1. 弘法の水
    弘法大師が岩に杖を突いたら、その跡から清水がこんこんと湧き出たという。夏でも枯れることがなく、いつでも水の量が変わらないという。
  2. 子育て地蔵
    最初は普通のお地蔵様として安置されたが何時の頃からか顔が童(わらべ)に変わっていた。この地蔵に祈ると子供がすくすくと丈夫に育つといわれる。
  3. 爪切り地蔵
    弘法大師が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている何事も一心に集中し努力すれば実現できるとの教えである。
  4. 逆さ菩提樹
    上が太くて下が細く、逆さに生えたように見える事から逆さ菩提樹と言われている
  5. 無明橋
    話をしながら通ると橋から下に落ちたり、忘れ物や落し物をしたり、悪いことが起きたりするという。
  6. 潮音洞
    祠(ほこら)に近づいて心を鎮め耳を澄ませると、遠い潮騒が聞こえるという。この祠にどのような神秘が隠されているのだろうか?
  7. 眼形石
    人の目の形をしたこの石に手を触れてお祈りすれば、不思議に目の病が治ると言い伝えられている。

1.弘法の水

2.子育て地蔵

3.爪切り地蔵

4.逆さ菩提樹

5.無明橋
左側に橋がある(残念ながら橋は写っていなかった)

6.潮音洞

7.眼形石
不動尊の石段

雨降山大山寺
もともとは現在の阿夫利神社下社にあったが、明治初期の「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」により今の場所に移されたそうで、本堂には「不動明王」と「前立二童子像」があり、鎌倉時代の作として重要文化財に指定されている。

石段には、童子像が左右に何体も並んでいる

らくらく女坂でも急な階段が・・

この階段を登れば女坂の終点

女坂と男坂の合流点

阿夫利神社下社

残雪が凍結し滑りやすく危険

天狗鼻突岩(岩の穴に注目)

富士見台から富士山を望む

夫婦杉(樹齢5~600年)

鳥居をくぐると山頂はすぐそこだ

方位盤

阿夫利神社奥の院

大山頂上本社碑

大山山頂(1252m)

「雨乞の神木」はブナの大木

大山山頂から見た(左)富士山(中央)塔ノ岳 (右)丹沢山

山頂から見晴台方面へと下る

滑るのでカニさん歩き

見晴台から日向薬師にもいけます

見晴台から大山山頂を望む

男坂の階段

下りもきつーい男坂でした!
2006.02.11
  • メンバー
    夫婦

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